ゴルフで「そろそろ80を切りたい」と思っていませんか?
でも、どんな練習をすればいいのか、何を意識すればスコアが伸びるのか分からない…
そんな中級ゴルファーの悩みを解決するのがこの記事です。
この記事では、80切りに必要なスキル・練習メニュー・メンタル・コース戦略までを、実際に80を切った人たちの共通点をもとに徹底解説します。
「ドライバーが安定しない」「パットの距離感がつかめない」「メンタルが崩れる」——
そんな課題を一つずつ解消して、確実にスコアを縮める方法をお伝えします。
読めば、“80切りが夢じゃない”と実感できる内容になっています。
あなたのゴルフが変わるきっかけになるはずですよ。
ゴルフで80切りに必要なことを徹底解説
ゴルフで80切りに必要なことを徹底的に解説します。
それでは、詳しく見ていきましょう。
① 80切りに必要なスキルとは?
ゴルフで80を切るためにまず必要なのは、「平均的なショット力」ではなく「再現性の高いプレー力」です。ドライバーで300ヤード飛ばす必要も、毎回バーディを取る必要もありません。大切なのは、安定したショットと状況判断の精度なんです。
具体的には、フェアウェイキープ率が60%以上、パーオン率が5〜6ホール程度、そして3パットを限りなく減らすこと。これらを満たせば、自然と80切りに近づいていきます。つまり、ドライバーでの飛距離よりも「曲げない技術」や「距離感の精度」が重要です。
そして、アイアンショットでは「グリーンに乗せる確率」を高めること。特にショートアイアンの精度が高い人ほど、スコアが安定しています。距離を完璧に合わせるよりも、「ミスしてもグリーン周りに残る」ショットを心がけることがポイントです。
アプローチとパットの重要性も外せません。実際、スコア80を切る人の多くは、ショートゲームでスコアを作っています。寄せワン率が上がると、スコアが10打は縮まります。つまり、“グリーン周りが命”なんですよね。
このスキルを磨くには、「基本に忠実な反復練習」が何より大切です。毎回違うことを試すよりも、同じ動きを安定して再現することを意識して練習してくださいね。
② スコアを安定させるための考え方
スコアを安定させるためには、メンタルと戦略の両方が関係します。特に80を切るレベルになると、「1打の重み」が非常に大きくなるんです。
多くの人がスコアを崩す原因は、ミスショットそのものではなく、「ミスの後の判断ミス」です。例えば、OBを出して焦って無理なリカバリーをしようとすると、さらに大叩きにつながります。ここで必要なのは、“冷静な選択”です。
スコアを安定させるための考え方は、「ボギーでOKのゴルフをする」こと。パーを狙いすぎるとミスが増えます。逆に、常にボギーオン(パーより1打多く)を目標にすることで、自然とリズムが整い、トリプルボギーが減ります。
また、感情のコントロールも大事。ナイスショットもミスショットも「同じトーンで受け止める」ことが上級者の共通点です。スコアを作るのは実力ではなく「冷静さ」だと気づくと、一気に安定しますよ。
焦りそうになったら、深呼吸して「次の1打に集中する」。それが80切りゴルファーの思考法です。
③ 技術よりも重要な「戦略思考」
80を切るためには、「どこに打つか」「どこに打たないか」を明確に決めることが大切です。これがいわゆる「コースマネジメント」です。
例えば、狭いホールでドライバーを無理に振るよりも、フェアウェイキープ優先で5WやUTを使う。リスクを減らして次のショットを打ちやすくする戦略が、スコアを作る鍵になります。
また、ピンを直接狙うのではなく、「グリーン中央狙い」で安全に乗せる判断も大事です。80を切る人ほど、ミスをしないエリアを計算しています。これを意識するだけでスコアは5打以上変わります。
プロも実は“攻めているようで守っている”んです。リスクを最小限に抑えるのが真の上級者。勇気を持って“刻む”ことが、80切りへの近道なんですよ。
④ 80を切る人と切れない人の違い
80を切る人と切れない人の差は、意外と技術力よりも「思考の習慣」にあります。
80を切る人は、常に「どうすればリスクを減らせるか」を考えています。ショットの良し悪しではなく、「結果をどうつなげるか」を重視するタイプです。対して、切れない人は“ナイスショット”を追い求めてしまう傾向があります。
また、練習の質も違います。切る人は1球1球に目的を持ち、「今のスイングは何が良かったか」を考えながら打っています。一方で切れない人は、ただボールを打つだけで終わってしまうことが多いんです。
さらに、ミスへの反応も違います。80切りゴルファーは、ミスを反省ではなく「情報」として処理します。「なぜスライスしたのか?」「ライが影響したか?」と原因を冷静に分析するんですね。
この“考え方の質”が変わると、練習もプレーも一気にレベルアップします。つまり、80切りは才能ではなく“習慣”の結果なんです。
ゴルフ80切りに必要な練習メニュー5選
ゴルフ80切りに必要な練習メニューについて詳しく紹介します。
実際に80切りを達成した人たちが共通して行っている「やるべき練習」だけをピックアップしています。
① スイングの基本を固めるハーフスイング練習
ハーフスイングは、スイングの「軸」と「リズム」を安定させる最も基本的な練習です。フルショットでは見えない身体の使い方を感じ取れるのが、この練習の最大のメリットなんです。
やり方は簡単。8番アイアンを使って、バックスイングを腰の高さまで、フォロースルーも腰の高さまでに抑えて打ちます。このとき大事なのは、「体の回転でクラブを振る」こと。腕だけで振ると、トップやダフリが出ます。
1球ごとに、インパクトの音とボールの高さをチェックしてみましょう。クリーンに当たっていれば、手応えが軽く感じられるはずです。これを繰り返すことで、自然と正しいスイングプレーンが身につきます。
80切りを目指すなら、このハーフスイングを毎回の練習の“ウォーミングアップ”にしてください。最初の20球をハーフスイングだけに費やすだけで、スイングの再現性が格段に上がりますよ。
② 片手打ちドリルで体とクラブの一体感を作る
片手打ちドリルは、体幹を使ったスイング感覚を養う練習です。特に右手一本(右利きの場合)で打つ練習は、インパクトの感覚を研ぎ澄ますのに非常に効果的です。
この練習では、腕の力を使いすぎるとまともにボールが当たりません。自然と体を使わないと飛ばないので、正しい“体主導のスイング”が体に染みつくんです。
最初は5ヤード、10ヤードと短い距離で構いません。徐々にスイング幅を大きくしていくと、クラブの動きと身体の連動がスムーズになります。
この練習を続けていくと、フルスイングでも力感が抜け、安定してミートできるようになります。
片手打ちは地味に見えて、実はプロも取り入れている超実践的な練習。特にアプローチの安定感に直結します。地味だからこそ、毎回の練習に数球取り入れてくださいね。
③ アプローチの距離感を磨くボール位置練習
80切りを目指す上で、「アプローチの精度」は最重要課題です。グリーン周りで1打減らすだけで、スコアは劇的に変わります。特に、ボール位置を変えることで球の高さ・スピン量・転がりが自在にコントロールできるようになります。
練習方法は、右足寄り・中央・左足寄りの3パターンで打ち比べること。
右足寄りなら低く転がる球、左足寄りなら高く止まる球になります。
これを繰り返すことで、「どんなライでも対応できるアプローチ力」が身につきます。
おすすめは、10ヤード・20ヤード・30ヤードの距離を設定して、それぞれの高さと転がりを打ち分ける練習です。これを体が覚えると、ラウンド中の寄せが格段に安定します。
距離感の安定=スコアの安定です。アプローチ練習をサボらない人ほど、確実に80を切っていきますよ。
④ ロングパットで距離感を極める練習
パット練習というと、1〜2mのショートパットに集中しがちですが、80切りには「ロングパットの距離感」が超重要です。
なぜなら、ロングパットで3パットを防ぐことが、スコア安定の最大の要因だからです。
練習方法はシンプル。3m・5m・10m・15mと距離を変えて、それぞれのタッチを打ち分けます。
距離を感じるには、「打つ前に一度素振りして距離をイメージする」ことが大事です。
パットのスピードを“感覚で覚える”ことが目的です。
また、グリーン上では「カップに入れる」より「カップの“奥50cm”に止める」意識を持つと、距離感が安定します。
プロの多くもこの感覚でパッティングしています。
距離感が安定してくると、3パットが減り、自然とスコアが5打以上縮まります。
パット練習こそ、80切りへの一番の近道です。
⑤ ラウンド前後に必ずやるべき練習ルーティン
最後に、80切りを目指すなら絶対に取り入れてほしいのが「練習ルーティン」です。
ラウンド前後に“いつも同じ練習をする”ことで、体と感覚のブレが減ります。
たとえばラウンド前なら、
・20球のハーフスイング
・10球の7番アイアンショット
・5球のアプローチ
・10分のパット練習
というルーティンを固定するのがおすすめです。
ラウンド後は、「その日のミスを確認する練習」をすること。
右に出たなら体が止まっていたのか、ダフリが多かったならボール位置がズレていたのか。
反省をその場で修正することで、次回の練習が“意味のある練習”になります。
上達する人は、偶然ではなく“習慣”で上達しています。
練習のルーティンを決めることで、感覚の安定と成長スピードが一気に上がりますよ。
スコアを劇的に変えるコースマネジメント術5つ
スコアを劇的に変えるコースマネジメント術について解説します。
80切りを目指すなら、「ナイスショットを打つこと」よりも「ミスを減らすこと」が大事です。
ここでは、スコアを守るための考え方と、実戦で役立つ戦略を紹介します。
① OBを徹底的に避けるプレー選択
ゴルフで80切りを狙ううえで、最も避けたいのが「OB(アウトオブバウンズ)」です。
1打罰だけでなく、精神的にも大きなダメージを受けるんですよね。
実際、OB1発でスコアは2〜3打分崩れることが多いです。
OBを防ぐために大切なのは、「攻めるホール」と「守るホール」を明確に分けること。
フェアウェイが狭いホールや右OBのホールでは、無理にドライバーを使わず、フェアウェイウッドやユーティリティで刻む判断が正解です。
また、ティーグラウンドでは「安全エリア」を明確にしておきましょう。
例えば右がOBなら、狙いをフェアウェイ左端に設定するなど、“ミスの許される方向”に打つことが重要です。
上級者ほど、ティーショットでのリスク管理が徹底しています。
OBを避ける判断をするだけで、スコアが5打縮まることもあります。
「飛ばすより、残す」意識を持ちましょう。
② 無理せず「ボギーオン」を狙う戦略
80切りを目指すなら、「パーオンしなくてもいい」という考え方を持つことが大切です。
むしろ、“ボギーオン狙い”で十分なんです。
例えば、パー4で2オンを狙わずに「3オン2パット」でボギーならOK。
これを18ホール続けると、スコア90前後になります。
ここに数ホールのパーを足せば、自然と80台前半〜70台後半に届く計算です。
つまり、80切りに必要なのは「リスクを取らない勇気」。
2打目でグリーンを無理に狙わず、花道や安全エリアに刻むのも立派な戦略です。
このボギーオン思考は、プレッシャーを軽減してくれる効果もあります。
気持ちに余裕ができると、ショットの精度も自然と上がるんですよね。
“ボギーでOK”のゴルフができるようになると、一気に安定感が増しますよ。
③ 危険ゾーンを避けるショットプラン
コースマネジメントで最も重要なのは、「どこに打たないか」を決めておくことです。
多くの人が、ピンばかり見てしまいがちですが、本当の上級者は“ピンではなくエリア”を狙っています。
例えば、ピンがグリーン右端なら、あえてグリーン中央を狙う。
ピンを狙ってバンカーに入るリスクを避けるための判断ですね。
また、フェアウェイでもラフでも、次のショットが打てる場所を最優先に考えましょう。
木の根元や深いラフに入れると、1打で出せないこともあります。
「リスクを取らない」というより、「チャンスを残す」と考えると分かりやすいです。
プレー前にコースレイアウトを確認し、危険エリアを把握しておくのも大切です。
スマホアプリや距離計を使えば、正確な位置情報も簡単に確認できます。
“危険を避けるゴルフ”ができれば、スコアは一気に安定します。
④ グリーン周りでのミスを最小限にする
グリーン周りの1打こそ、スコアを分ける大事なポイントです。
ここでミスを減らせる人が、80を切る人なんですよね。
一番やってはいけないのは、「寄せようとしすぎる」こと。
寄せたい気持ちが強すぎると、オーバーやザックリが出やすくなります。
“寄せる”より“次を入れやすくする”感覚が大切です。
たとえば、ピンを狙うよりも、上りのラインに残す意識を持つこと。
5mの上りより、3mの下りのほうがミスの確率は上がります。
距離よりも“次のパットのライン”を重視しましょう。
また、グリーン周りのアプローチでは、クラブ選択も重要です。
PW・AW・SWを使い分けて、球の高さをコントロールできるようになると強いです。
転がし・ピッチ・ロブの3種類を練習しておきましょう。
グリーン周りでの1打が、80切りを左右する最大のポイントです。
⑤ 同伴者のプレーから学ぶ観察力
ラウンド中に意外と大事なのが、「他人のプレーを観察すること」です。
同伴者のボールの転がりや風の影響を見るだけでも、貴重な情報が手に入ります。
たとえば、同じラインでパットした人のボールがどれだけ切れたか、どれくらい転がったかを見れば、自分の番の参考になります。
特にグリーンの読み方が苦手な人は、他人のボールを“教材”として使うと上達が早いです。
また、同伴者のミスも勉強になります。
「ここはラフが深い」「風が思ったより強い」など、プレー中に気づける情報を自分のプレーに活かしましょう。
80切りゴルファーは、常に周囲を観察しています。
「見る力」こそ、上級者のスコアメイク術なんですよね。
80切りを目指す人のメンタルと考え方4つ
80切りを目指す人のメンタルと考え方について解説します。
80を切るためには、技術だけでなく「心の持ち方」が欠かせません。
ミスしても冷静に対処できるメンタルがあるかどうかで、結果は大きく変わります。
① 「ミスしても崩れない」メンタルの作り方
ゴルフはメンタルのスポーツとよく言われますが、本当にその通りです。
1打のミスで心が乱れると、次のホールまで響いてしまうんですよね。
80切りを目指すなら、「ミスは必ず起こるもの」と受け入れることが第一歩です。
ミスを避けようとするより、ミスが起きた後に“どう立て直すか”を考えることが大事なんです。
たとえば、ドライバーでOBを出したら、「次の1打をフェアウェイに戻す」ことに集中しましょう。
ミスを引きずって2発目もOB……というパターンが一番危険です。
プロゴルファーでも、1ラウンドに必ずミスはあります。
彼らが違うのは、ミスした後に気持ちを切り替えるスピードです。
「ミスを受け入れる冷静さ」こそ、80切りゴルファーのメンタルの土台になります。
つまり、80を切る人ほど“心のブレ”が少ない。
ナイスショットを喜びすぎず、ミスを悔やみすぎず、常にフラットな気持ちでプレーしているんです。
② スコアよりも内容を重視する思考法
スコアばかりを気にしてしまうと、ゴルフの本質を見失いがちです。
80切りを目指すなら、「今日のショットの内容はどうだったか?」を意識しましょう。
例えば、スコア85でも「内容が良かった」と感じられる日があります。
逆に、79でも「たまたま入っただけ」という日もありますよね。
大事なのは、スコアではなく“プレーの質”です。
特に練習ラウンドでは、スコアをつけずに「ショットの再現性」「距離感」「判断の正確さ」をチェックするのがおすすめ。
スコアを気にしないことで、自然とプレッシャーが減り、スイングも安定します。
ゴルフは「上手くなる過程を楽しめる人」が最終的に強くなります。
数字ではなく、“自分の成長”を評価する意識を持ちましょう。
スコアは後からついてきます。
焦らず、自分のプレー内容を観察することが、結果的に80切りへの最短ルートになります。
③ 感情をコントロールする練習法
80を切るゴルファーは、感情を自在にコントロールできる人です。
感情が乱れると、スイングのテンポもリズムも崩れてしまうからです。
感情を整えるには、「呼吸」と「ルーティン」を意識しましょう。
プレショットの前に、深呼吸を2回。
そして、「構える → 一度視線を上げる → 呼吸を整えてからスイング」のルーティンを徹底します。
このルーティンがあると、焦っているときや緊張しているときでも、いつも同じリズムで打てます。
メンタルの安定は、ショットの安定と直結しているんですよね。
また、「ミスを笑い飛ばす」ことも大切です。
真剣にやりすぎると、1打のミスで心が崩れます。
笑いに変える余裕を持つと、不思議とプレーが軽くなりますよ。
感情のコントロールも練習です。
普段の練習場から“落ち着いた自分”で打つ練習を意識してみてください。
④ 自信を積み重ねる小さな成功体験
最後に、80を切るうえで欠かせないのが「自信の積み重ね」です。
自信は結果からではなく、“準備と反復”から生まれます。
例えば、アプローチで10球中7球を2m以内に寄せる練習を毎回やる。
これを続けていくうちに、「自分はこの距離なら寄せられる」と体が覚えます。
この“小さな成功体験”が積み重なると、ラウンド中でも自然と自信が湧くんです。
反対に、練習をせずに結果だけ求める人は、ミスした瞬間に不安が襲ってきます。
心を支えるのは、日々の練習で作った“根拠のある自信”です。
また、成功を記録するのもおすすめ。
ノートやスマホに「今日のナイスショット3つ」を書くだけで、メンタルが安定します。
「自分はできる」という意識が自然に強まります。
ゴルフの自信は、スコアではなく“積み重ねの量”で決まります。
練習と経験を重ねて、心から「俺なら大丈夫」と思える自分を作っていきましょう。
効果を最大化する練習頻度と習慣化のコツ
効果を最大化する練習頻度と習慣化のコツについて紹介します。
80切りを目指す上で、練習の「回数」よりも「質」が大切です。
無計画に球を打ち続けても、スコアはなかなか伸びません。
上達している人ほど、練習に“狙い”を持っています。
① 週2回の練習で効率的に上達する方法
結論から言うと、80切りを目指すなら「週2回の練習」が理想です。
ただし、ただ行くだけではダメ。目的を持って練習することが大切です。
1回目は「基礎練習の日」、2回目は「実戦想定の日」と分けてみましょう。
基礎練習の日は、ハーフスイング・片手打ち・アプローチなどの“動きの確認”に集中。
実戦想定の日は、ターゲットを狙うフルショットや、ラウンドを想定したルーティン練習を行います。
この2パターンを繰り返すことで、「体の再現性」と「コースでの対応力」の両方が鍛えられます。
多くの上級者がこの方法で練習しているのも納得ですよ。
もし時間が取れない場合は、週1回でも大丈夫。
その代わり、15〜20分の素振りやパター練習を“家で”取り入れましょう。
積み重ねが本当に大事なんです。
② 練習場では「目的意識」を持つ
練習場で球を打つとき、「なんとなく打ってる」状態になっていませんか?
それだと、上達が止まってしまいます。
80を切る人の共通点は、「1球ごとに目的を持って打っている」ことなんです。
例えば、こんな感じです:
| 球数 | 目的 | 練習内容 |
|---|---|---|
| 1〜20球 | スイング軸の確認 | ハーフスイング・片手打ち |
| 21〜50球 | 方向性を磨く | 7番アイアンでターゲット狙い |
| 51〜70球 | 距離感を掴む | ピッチング・アプローチ練習 |
| 71〜100球 | コース想定 | 1W→7I→SW→パットをイメージ |
こうして目的を明確にするだけで、練習の密度が一気に上がります。
なんとなくの100球より、目的を持った50球のほうが上達スピードは断然早いです。
「今日は何を改善する日か」を決めて練習に行くだけで、毎回得るものが変わりますよ。
③ 実戦に近い環境での練習法
練習場とコースでは環境が全く違います。
練習場でうまく打てても、コースで同じようにいかない理由は、「平らなマットでしか練習していない」からなんです。
実戦力を高めるには、ラウンドを想定した練習を取り入れましょう。
たとえば、「1球ごとに番手を変える」「次のショットを想定して打つ」といった練習です。
また、最近では「傾斜マット」や「屋外練習場の芝打席」など、実戦的な設備も増えています。
これを利用するだけでも、ラウンドでの対応力が格段に上がります。
さらにおすすめなのが、「ショートコース練習」。
実際にラウンド感覚でプレーできるため、コースマネジメントや距離感を磨くのに最適です。
練習を「コースでの再現」に寄せると、ラウンド中に感じる“違和感”が減っていきます。
つまり、“練習場シングル”を卒業できるというわけです。
④ 自分の課題を可視化するスコア管理術
上達している人ほど、自分のゴルフを「数字」で分析しています。
感覚ではなく、データで現状を把握するのがポイントです。
たとえば、下のような項目をスコアカードに記録しておくと、自分の課題が一目でわかります。
| 項目 | 目標値 | 現状 |
|---|---|---|
| フェアウェイキープ率 | 60%以上 | 45% |
| パーオン率 | 30%以上 | 25% |
| 3パット率 | 10%以下 | 18% |
| OB発生率 | 1ラウンド1回以内 | 2回 |
こうして数値化すると、「ドライバーの精度を上げよう」「3パットを減らそう」と具体的な課題が見えてきます。
最近では、スマホアプリでもスコア管理ができるものが多いので、ラウンド後にすぐ分析できます。
感覚ではなくデータで練習する人が、確実に成長しています。
80切りは、センスではなく“記録力”。
数字を味方につけることで、次に何を練習すべきかが明確になりますよ。
80切り達成者が実践している秘密のルーティン5選
80切り達成者が実践している秘密のルーティンを紹介します。
80を切る人たちは、特別な才能を持っているわけではありません。
違うのは「習慣」です。
その中でも“無意識にやっているルーティン”こそ、スコア安定の秘密なんです。
① ラウンド前の朝ルーティン
80切りゴルファーの多くは、朝の行動が驚くほど一定です。
ルーティンがあることで、体も心も安定し、スタートからリズム良くプレーできるんです。
例えば、ラウンド前の朝にこんな流れを徹底している人が多いです:
| 時間 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 到着30分前 | ストレッチ・軽い素振り | 体を温める |
| 到着20分前 | 20球のハーフスイング | リズムと軸を確認 |
| 到着10分前 | 10分間のパット練習 | 距離感を合わせる |
| スタート直前 | 深呼吸3回・ショットのイメージ | 集中力を高める |
「朝からリズムを作る」ことが、スコア安定の第一歩。
スタートホールでのドライバーショットが不安定な人ほど、このルーティンを取り入れてみてください。
特に、朝のパット練習でグリーンの速さを感じ取るのは超重要です。
プロも必ずやっています。
朝のたった15分が、その日のスコアを決めるといっても過言ではありません。
② ラウンド中の思考とルーティン
ラウンド中のルーティンは、「安定したスイング」と「冷静な判断」を保つための鍵です。
80を切る人ほど、1打1打に“自分なりのリズム”を持っています。
たとえば、ティーショット前に毎回同じ動きをしている人が多いです。
クラブを構える → 深呼吸 → ボールを一度見て → スッと打つ。
これを一定にすることで、余計な力が入らず、再現性が高まります。
また、ラウンド中の思考法も共通しています。
「ナイスショットを狙う」ではなく、「ミスを減らす」。
80切りゴルファーは、ミスを最小限に抑えることにフォーカスしています。
心が乱れたときは、「3秒ルール」もおすすめです。
ミスしたら3秒だけ悔しがって、すぐに次のショットへ切り替える。
この切り替えの速さが、後半のスコアを守るコツなんです。
③ ミス後のリカバリー思考
誰でもミスはします。
80切りできる人の違いは、“ミスの後の対応力”です。
例えば、ティーショットでラフに入った場合。
焦ってグリーンを直接狙う人もいますが、80切りゴルファーは「まずフェアウェイに戻す」ことを優先します。
リスクを減らすことで、大叩きを防げるんです。
そして、ミスしたときほど“笑顔でいる”のも特徴です。
笑顔は心の余裕を作り、体の動きを柔らかくしてくれます。
怒りや焦りの表情では、リズムも硬くなりがちです。
実際に、多くの80切り達成者が「ミスの後ほど笑うようにしている」と言っています。
失敗を受け入れ、リズムを崩さない。
これが、80を切る人の共通した強さなんです。
④ 練習場での集中ドリル
80切りを達成している人は、練習場でも「なんとなく打つ」ことがありません。
1球ごとにテーマを決め、短時間でも集中して練習しています。
中でも人気なのが「3球集中ドリル」。
3球を1セットにして、全て狙った方向に打つことを目指す練習です。
ミスしたら最初からやり直し。
プレッシャーの中で集中力と再現性を磨くことができます。
この練習を10セット(30球)やるだけで、精神的な安定感が格段に上がります。
「本番に強い」スイングを作るための最高のドリルなんです。
短時間でも「集中して正確に打つ」ことを意識するだけで、80切りの確率は確実に上がります。
⑤ 成長を加速させる記録ノート術
最後に紹介するのが、「ゴルフノート」の習慣。
80を切る人の多くが、ラウンド後に必ず“振り返りメモ”をつけています。
書く内容はシンプルでOK。
・うまくいったショット
・ミスした理由
・次回意識すること
この3つを1行ずつ書くだけでも、成長スピードが全く違います。
ノートに残すことで、感情ではなく「事実」で自分を分析できるようになります。
「あの時のスライスは、右足体重だったな」など、次につながる気づきが生まれます。
さらに、成功体験を見返すと自信にもつながります。
「この前もリカバリー成功したし、今日もできる」と思えるようになるんです。
ノートは“過去の自分からのアドバイス”。
続けることで、あなた自身が最高のコーチになりますよ。
まとめ|ゴルフで80切りに必要なこと
| 80切りに必要な練習・考え方一覧 |
|---|
| ハーフスイングで基本を固める |
| アプローチで距離感を磨く |
| ボギーオン戦略で安定スコア |
| ミスを恐れないメンタルを作る |
| 成長を記録する習慣をつける |
ゴルフで80を切るために必要なのは、派手な飛距離でも特別な才能でもありません。
大切なのは、「ミスを減らす技術」と「冷静な判断力」、そして「続ける習慣」です。
スイングやアプローチの精度を上げることも大事ですが、同時にメンタルやマネジメントを整えることで、スコアは自然と安定していきます。
そして何より、“練習を習慣化する仕組み”を作ること。
週2回の目的を持った練習と、ラウンド後の振り返りを続けていけば、誰でも確実に80切りに近づけます。
ゴルフは積み重ねのスポーツです。
今日から一つずつ、あなたのペースで実践してみてくださいね。
参考資料:
e!Golf「80切りを目指すための練習法と戦略」 |
Golfサプリ「80切り達成に必要な考え方」 |
KenYuGolf「短期間で80台を出すための練習法」

